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二重生活のtoのレビュー・感想・評価

二重生活(2016年製作の映画)
3.9
この映画を観ての感想としては
主人公の自分の中の空虚なモヤモヤは尾行や拓也との関係で見つけた、人と人の繋がり、しかしその中にも秘密が常についてまわる。
人のこの秘密と、そして他人との関わりという繋がり、これによって人は自分のありようを見つけることができ、自分の立ち位置を知ることができる。
自分の中だけで自分を見つめようとしても、見つけた(と思った)自分は空虚なものでしかない。
なぜなら、自分は他人からしか判別できないからだ。そして、他人と比較、他人の人生を生きる(尾行)して、他人と生きて(結婚、恋愛)自分を知る。
そして、それは皆が求めている(安心する)場所。(妻役を演じていた方の様子)
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