OBL1VIATE

天使にショパンの歌声をのOBL1VIATEのネタバレレビュー・内容・結末

天使にショパンの歌声を(2015年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

大好物の寄宿舎もの+音楽ものです。
小学校時代を思い出して色々と懐かしかった。
カナダの冬、一面の雪の中に佇む黒い修道服を纏ったシスター。
全般的に控えめなカメラワークがとても美しい。
時折挟まるシスター達の冗談のテンポが良く、息抜き的なスパイスになっている。
「神は少々お耳が遠くていらっしゃるので自力で頑張らねば」は笑ってしまった(お許しを)。
シスター達が新しい制服を支給され、これまでの修道服を脱ぐシーンは…撮り方と相俟ってかなり見てはいけないものな気がしてしまう(同時に修道服の構造が目から鱗だった。付け襟なのか…)。
ヴェールを脱いだ後、髪が短いのを気にした2人がついつい襟足に手をやってしまうその仕草が印象的だった。

音楽ものでも役者と奏者は別という映画が世の中には多いけども、これは歌のみならずピアノもちゃんと本人が弾いていて良い。
主演の子、音楽の道に進むんだろうな。頑張って!!
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