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たかが世界の終わりのiwiのレビュー・感想・評価

たかが世界の終わり(2016年製作の映画)
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愛しているからこわくて
腹がたってゆるせなくて
大切にしたいのに、どうしてこんなに上手くいかないんだろう。
胸の中にある本当の気持ちを伝えたいだけなのに、口をついて出る言葉で傷つけあってばかり。遠くからいつも想っていたのに会えば近すぎてピントが合わない。誰よりも知っているのに、まるで他人。
家族という不思議な繋がりに対して、言語化せずにひっそり渦巻いていた感情を、こんなふうに映画にしてくれてありがとう。と言いたいくらい、他人事に思えなかったんです。朝起きたらシーンやセリフがいくつも刺さってました。

グザヴィエ・ドランの作品でレア・セドゥが観られるよろこび。

GAGA特別試写会にて。
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