TB12

マルガリータで乾杯を!のTB12のレビュー・感想・評価

マルガリータで乾杯を!(2014年製作の映画)
3.0
良い映画風ではあるが、マイノリティのあるゆる美味しいとこだけ、言わば上っ面だけを盛り込んだ感は強い。

しかしながら障害者の主人公を「悲劇のヒロイン」としてではなく、ごく普通の女の子として描いたのは評価できる。

障害者として扱われるのではなく、健常者としての楽しみも知りたい、という主人公の好奇心旺盛なキャラクターは中々良いと思う。

ただなにぶんキャラクターが自由奔放すぎるせいか、あまり感情移入はできなかった。

王道ではあるが母親とのくだりは涙腺やられそうになったが。

ただこのエピソードも取ってつけた感は否めない。

悪い映画ではないし、最初にも書いたように良い映画風ではあるけど、それぞれのエピソードが薄っぺらく感じてしまったかなあ。
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