hiryoshizawa

ステーキ・レボリューションのhiryoshizawaのネタバレレビュー・内容・結末

3.8

このレビューはネタバレを含みます

世界中の肉牛がアンガスに席巻されている話とか、小柄な原種を育てているスコットランドの人や、10年以上もの長期肥育をして巨大な牛を生産しているスペインのホセ・ゴードン氏など、和牛の日本人だけでなく、牛に粘着質に取り組んでいる人は、世界中にいるのだというのが印象的だった。なかでも、スウェーデンの「グラスフェド和牛」が気になる。一方で、絶対美味しいのだが、NYのピーター・ルーガーの、穀物での18ヶ月肥育のUSDAアンガスと女性経営者がやや悪目に描かれていたのがフランス映画らしかった。その土地ならではの食べ物にこだわって各地域で発展させてゆくのはアジアと欧州。アメリカはいいものならどこの地域にでも広がり、地元の食べ物というのがない、というのもこの映画を見ているとなんとなくわかる。
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