YukiIwatani

ステーキ・レボリューションのYukiIwataniのレビュー・感想・評価

4.1
ステーキのドキュメンタリー。
他の方のレビューにもありますが、美味しそうなステーキを観たいと思うと肩透かし、ドキュメンタリーと思って観るには飯テロw

真面目な内容です。日本人も大好きなステーキ、牛肉。
今世界ではお肉を頂くことに対する議論が多くなされている。
お肉を頂くことがどれだけ環境にとって害があるのか。また、ファクトリーファームに対する倫理的な問題。
僕個人的な意見としてはこれらの問題って知らない方が良かったなって。無責任なのはわかってるけど、お肉好きだし、今のままでお願いします!なんて未来のことを考えずに思ってしまう。知らなければ何も感じなかったのになぁ。そう思って屠殺動画だけは見ないようににしていますw

映画の感想としては日本はサステナブルに対して世界からかなり遅れているなぁと。
松坂牛とか神戸牛とか美味しいお肉を作る努力は惜しみないのは感じだけど、世界の飼育と比べて観ると家畜の幸せは考えていないように感じた。ファクトリーファームに近い。日本の牛さんは胴体はでっぷり太り脚は細く短い。作中の言葉を借りるなら樽に4足が生えた体型。松坂牛に関しては処女牛のみが肉牛になるそうで。。
海外の牛は放牧で牧草のみの飼育が多く紹介されていた。
どっちがどうとか、難しいことは置いておいて、個人的に家畜牛にうまれるなら絶対に海外。食べられるのは変わらないけど、一生を自由に過ごせる牛に生まれたいw
どちらも家畜に対して愛情をたっぷり注いでるだろうけど、海外の酪農家の家畜を大切にする気持ちの方が温かいと感じた。
まぁ作品的にそーゆぅ風にフォーカスしてるのだろうけど。素直にそう感じました。


考えさせられる映画だったなぁ。ステーキ好きだから観よっと!軽い気持ちで観たので面食らったww
YukiIwatani

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