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ディアボリカルのNoAceJustYouのレビュー・感想・評価

ディアボリカル(2014年製作の映画)
2.1
2021/8/15鑑賞。43点。


〈見所〉
・我慢できずに手を出したって言い方は性犯罪者みたいだからやめたほうがいい
・生卵投げ


〈あらすじ・ネタバレあり〉
未亡人のマディソン・ヘラーは、息子・ジェイコブと娘・ヘイリーを抱え、化学教師・ニコライと付き合っている。
マディソンやジェイコブは、家の中で大きく全身が黒い怪物を目撃する。
マディソンは、カムセット社から家を買ったのだが、ローン返済が滞っているので、引越しもできない。

ゴーストバスター・ミゲルに依頼し、霊を感知する検知器で家を調べたところ、あまりにも力が強くお手上げだとのこと。

ある日、ジェイコブは、妹をいじめる同級生をボコボコにする。
半年前にも喧嘩をして、ジェイコブは厳重注意を受けていた。

夜、ジェイコブにボコられた悪ガキが仕返しにやってくる。しかし、窓の向こうに黒い怪物を見つけた悪ガキは、ビビって逃げ出す。
黒い怪物は、ジェイコブとヘイリーに触れ、火傷のような痕をつける。
直後、ヘイリーとジェイコブは、顔中の血管が浮き出て倒れる。すぐに症状は治り、回復する。

マディソンが洗濯をしていると、焼けただれた皮膚の怪物が洗濯から出て来て、襲われかける。ニコライが駆けつけたため、怪物は姿を消す。

マディソンが3体の怪物に悩まされていると知ったニコライは、昔の同僚からエネルギー測定機を借りる。

ニコライは、エネルギー測定機を家に持って来ると、スイッチをオンにする。
その後、マディソン、ジェイコブ、ヘイリー、ニコライが机を囲んでボードゲームをしていると、白い服を着たスキンヘッドの怪物が現れる。
4人は2階に上がって部屋に立て篭り、追いかけてきたスキンヘッドの怪物は諦めて一瞬で消える。

エネルギー測定機に備え付けられたカメラの映像を見たところ、スキンヘッドの怪物が着ていた白い服に、カムセット社のロゴを見つける。
ネットで検索したところ、カムセット社の新事業【エコー】が関わっていると疑う。さらに、ニコライがエコー事業のオリジナルメンバーだと判明。
エコー事業とは、テレポーテーションを実現する計画で、40年後のアメリカ政府から囚人を提供してもらっていたらしい。
つまり、怪物だと思っていた3人は40年後の未来から送り込まれた囚人だったのだ。

ニコライはカムセット社の非人道的なやり方についていけず退社、事業もうまくいかないのでストップとなった。

子供達を地下室に隠したマディソンは、ニコライと一緒に、再び姿を現した白い服の怪物と対決。

事前に仕掛けた罠に引っ掛かり、白い服の怪物にダメージを与える。
それでも立ち上がった白い服の怪物は、駆けつけた警官2人を殺したあ後、マディソンとニコライを地下室に追い詰める。

白い服の怪物はマディソンの腹を刺す。マディソンは瀕死。
ジェイコブは、母を守るために白い服の怪物の前に立ち塞がる。

白い服の怪物がジェイコブの頬を殴ると切り傷ができ、白い服の怪物の頬にも切り傷ができる。
ニコライは、殺された警官の銃を撃って白い服の怪物を殺す。
実は、白い服の怪物の正体は、未来のジェイコブだった。

未来のジェイコブは母を失った後、カムセット社に復讐を仕掛けるが失敗。犯罪者になった彼は、政府によってエコー事業の被験者にされたのだった。
※とはいっても、母親を殺したのはジェイコブ自身なわけで…

未来ジェイコブ(=白い服の怪物)の死体は、未来のカムセット社が回収する。マディソンは力を振り絞って、未来ジェイコブと一緒に未来へ行く。

未来を見たマディソンは、自分の死によって息子が道を誤ると知る。
マディソンは、現代に戻ると息子・ジェイコブを抱きしめ、未来を変える。
※どうやってマディソンは瀕死から回復したの?

ここからは私見だが…
未来のカムセット社は、現代のカムセット社にとって邪魔な人間を、囚人を送り込むことで排除してるのだろう。
現代のカムセット社が、ヘラー家の立つ土地を取り返したがっていたので、未来のカムセット社が囚人を送り込んだと考えれば一応話の筋は通る。
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