Najo

美しき緑の星のNajoのネタバレレビュー・内容・結末

美しき緑の星(1996年製作の映画)
4.2

このレビューはネタバレを含みます

結局オチはなんやねん(笑)て感じやけど、当たり前すぎて違和感をもってなかった変な常識に気づけたから高評価。口紅をつけるのは愛されるため?化粧をしないと愛されないの?みたいな場面が印象的でした。たしかに、なんで私ら化粧してるんやろう。

ただ、あれだけ地球の(変な)常識に驚くっていうスタイルで進んでたけど、結局は地球=野蛮として考えてて…
どれだけ進化して貨幣とかモノありきの娯楽とかから解放されて争うことなく共生して理想の生活を送ってても、人の本質として「優劣意識(地球は野蛮で遅れてる)、差別(地球とのハーフって知られると追放されるかも)」ってのは変わらんのやなあって。意識の外にあった違和感に触れて覚醒するとかいわれてたけど、私は人の根本の性格が悪なのは変わらんってことに安心しました。
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