一条和馬

スピーシーズ4 新種覚醒の一条和馬のネタバレレビュー・内容・結末

スピーシーズ4 新種覚醒(2007年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

アメリカで古生物学者をしていた叔父の姪が急にエイリアンへと姿を変えたので、叔父の元教え子で秘密裏にエイリアンと人間の混合種を作っている男の元へ治療に行くが……というお話。

無垢な少年の性の扉をこじ開ける所か開いてはいけない扉まで開いたという噂のB級エロティックSFの4作目。

1作目、2作目でエイリアンとしての脅威を描き、3作目で外的要因ではなく一つの生命体として描いた事によって作品の根本が揺らいでいたスピーシーズシリーズですが、この4作目は心機一転。元のエロ有りバイオレンス有りのいつものスピーシーズが帰ってきます。前半は3寄りで後半で1のノリに戻る感じ。

姪がエイリアンに変身するのと、他のエイリアンが出てくるところで何となく察していましたが、最後はエイリアン同士の熱い(?)バトルが繰り広げられます。

ただまぁB級なのでCGが若干安っぽいしアクションも地味なのですが、この映画の魅力はやはりバケモノのメスに男が性的に襲われていっぱい人が死ぬところなので、その点ではやはり(原点回帰という意味でも)方向性を取り戻せた一作だと思います。
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