車上生活をおくるその日暮らしの主人公が、ひょんなことから育児放棄気味の親から赤ちゃんを連れ去り、元彼の母親と交流する話。(ちがうか?)
真新しいストーリーという感じはしないけれど、エレン・ペイジ演じる主人公ルー(本名はなんだっけ?)と元彼の母親マーゴ役のアリソン・ジャネイがキャラクターも含めてよかったところが見どころだった気がする。
冷静に考えられる人ならば、もちろんあの状況で子供を連れ去りはしない。(それをいっちゃあ映画にならないのだが)
通報するか児童相談所とかに連絡するとか。
まあとっさの行動だったし、翌朝彼女は子供を返そうとしたのだけれど、すでに警察が群がっていたわけで。
むしろマーゴの人生の方が、想像するに絶望的に感じてしまったりして、でも彼女を見ていて私はとてもいいなぁ好きだなぁと感じた。
ラストシーンはマーゴでおわる。ラストはふわっとしすぎた終わり方。