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ディーパンの闘いのssksk101のネタバレレビュー・内容・結末

ディーパンの闘い(2015年製作の映画)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

舞台はフランス。スリランカからの移民疑似家族を描いている。タミル語とフランス語で話が進み、だんだんフランス語が増えてくる様子と服装の変化などで移民の苦労と適応をリアルに感じられる。
終始身につまされるけど、ディーパンが苦しそうに歌う場面がとくに胸に迫った。
ずーっと緊張が続く分、コミックリリーフの場面もいい。言葉がわかるようになっても会話における笑いがわからないと家で妻にこぼすシーンがあったかくてよかった。
ラストは観客に解釈を委ねるオープンエンディングだと思うけど、どう考えてもハッピーエンドには思えない。重い映画だった。
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