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神のゆらぎのwksgknchのレビュー・感想・評価

神のゆらぎ(2014年製作の映画)
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敬虔な信者であるエホバの証人のカップルーこの2人が一応主演かなー、家族問題を抱えた運び屋の男、カジノで働く老いた不倫カップル、そのカジノで興じる依存気味の裕福な旦那と断酒中の嫁の4組がある1点の事件の前後が描かれている、群像劇。

複雑なようで、実は物凄く単純なことを提示している映画。
何かが起きそうな雰囲気を常に頭の片隅に置かれてしまうほど、何かその緊張感を感じつつ、淡々と物語は進む。

途中、取立屋のおじさんがヒロインに向けて放つ台詞、「〜全能の神はいない」、この言葉を受け止めてここから怒涛の後半へ向けて物語は進んでいく。

グザヴィエ・ドランが出演を熱望したらしい、それだけで私にとっては観る価値があるのだけど、グザヴィエについてはググってもらえればわかるけど、とても才能のある監督で、『mommy』は実際観たけど、とても良かった。

その言いたいことというのは。。。
ある意味残酷だけど、受け止め方によっては救われると思う、そんな感じ。
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