みはらん

ロブスターのみはらんのレビュー・感想・評価

ロブスター(2015年製作の映画)
3.3
絶対的に2人か。
絶対的に1人か。

シュールというかブラックユーモアというか、とにかくヘンテコリンな世界。
好きか嫌いかで言えば、嫌いではない。でも、好きでもない。笑 ただとてもとても興味深い。


恋愛するために、嘘をついてでも、無理をしてでも、相手との共通項を見つけようとみんな奮闘してた。
でもやっぱり嘘で出来た共通項っていうのはうまくいかず。
っていうのがわかったはずなのに、懲りずにどこか共通項を探し続ける。共通項を作り続ける。
すごい揶揄されてる気分になったな。キミたちみんなおかしいぞって。共通項があるから好きなのか?って。そんなに共通なことがないとだめなのか?って。
でも、誰か好きになる時って、自分に似た人を見つけた時とニアイコールな気はする。というより、似た人を見つけた時に好きだと思い込んでしまうことはありがちかも?
えー!あれもこれもいっしょなのー!運命!?好き!的な。
でも、好きになるのに共通は必要条件ではないはずだよね。十分条件であったとしても。

あと、森の中で踊るシーンはサイレントディスコそのもので、これもまた風刺というか、そんなんでいいのかよ、今の若者よ。的なメッセージを勝手に感じた。
でもサイレントディスコって楽しいよね。

レアセドゥは美しすぎる〜!
レアセドゥがクールな感じになるとミアワシコウスカに似てる。
コリンファレルってギラギラしたイメージだったのだが、すこい哀愁漂う寂しげな雰囲気で、イメージ変わった。

何故か、ロブスターのポスターを劇場でもらってしまったので、せっかくだからおうちに飾ろうと思います。好きじゃないけど。
みはらん

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