天才ライダー・ジョニーは親友のジェフの死をきっかけに引退した後、規律を求めてFBI捜査官を目指した。そこで課せられたミッションはエクストリーム・スポーツ(通称・X-スポーツ)を駆使した犯罪者達の逮捕だったーーーーー。
『10年に1本のアクション映画』と煽られて期待に胸を膨らませながら観ました。
さすが、ノーCGを謳っているだけあります。車輪が土を蹴散らしていく画だったり、ボードに雪が舞う画は圧巻の一言でした。スタントマンも高度な技術を要されるでしょうが、カメラマンさんも相当凄い方なのでしょう。まるでアスリートのドキュメンタリーのような一瞬でした。
さて、肝心な映画の完成度ですが…やはりストーリーがイマイチでした。パッとしないというか、詰めが甘いというか煮え切らないまま最後を迎えてしまったのが残念です。
映像の割にストーリーが小ちゃく収まってしまった感じが否めませんでした。
脚本の悪さを差し引いても、映画館で観た価値は存分にありました。多分DVDだったら大分スコア下がったと思います。