相模ねこ

アクアマンの相模ねこのレビュー・感想・評価

アクアマン(2018年製作の映画)
1.5
【主人公に"正義感に溢れた心優しきヒーロー像"を求める人には向かない作品】
頭空っぽにしてノリで観たほうが良い系とは分かっているけれども…どうしても色々引っかかりノリきれなかった。
最も残念なのは、主人公の性格。
すでに戦意喪失で、しかも見苦しい命乞いではなく本物の救助を求め縋る人間を見殺し。弟を狂人呼ばわりするが貴方も変わらないだろう。
正式な決闘なのに負けそうになったら逃げ出す。これを卑怯者と言わずに何と言うか。ヒロインが助けに来ても「これは男と男の戦いだ」ぐらい言って振り切って欲しいところ。
あと海底人の衣装がいちいちダサい。生地の安っぽさが酷い。
こういうSFはストーリーに質を求めない分、せめて主人公と衣装は格好良くあって欲しい。
海中のアクションシーンは派手で見ごたえがあった。
相模ねこ

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