このレビューはネタバレを含みます
自分が思う自由を押し付けた結果子供達を監禁状態にしてしまった父親と、生き方の自由を求めた子供達、両方の言い分が理解できるからこそ父にも子供達にも愛情を注いだ母親のドキュメンタリー。
映画で全てを学んで、外の世界に自由を求めて、ちょっとずつ世界が広がって変化していく、そんな演出(?)や色味がとても良かった。
外に出てる時の彼らは誰よりも堂々としていてかっこよかった…水に怖がってたのも印象的だったけど、何よりも鮮やかな緑の草を見て「見続けられない」みたいなことを言ってたのが一番印象的だった。
あとやっぱり恐怖を感じる環境で育つと兄弟の団結力は高まるし、家族でもあり友達でもあるっていう何より素晴らしい関係だなと。