Imax3Dで鑑賞。実話を基にした話は、僕の中では、あまり好きになれない作品が多いのですが、この映画は良かった。映像から伝わる山の過酷さ、そして美しさ。雪崩や吹雪のシーンでは重低音が体に響き渡り、リアルを感じる。もしかして劇場の空調温度を下げたんじゃあないのかと思うほど寒くなる、体験型映画だった。
人は何故山に登るのか?
この映画では、この質問を記者がしていたが、明確な答えを表さなかった。山を登ることで何を思い、何を感じるのかは、人それぞれだし、彼らは彼らなりに答えはあると思うのだが、答えは欲しかったかも。登りたい人もいれば、登りたくない人もいる。実際そんなものだよなぁ。自分だって理由無い行動してたりするからな。
日本人の難波さんが活躍し、登頂までしたことには、感動した。その他幾つかの感動シーンもありました。夫婦愛のパワーで山を降りるんだ!実際には出来ない。ここが余りにもリアルだったな、実話だものね。
全体的にエヴェレストの過酷さがが描かれていて、山登りたくねぇとなる作品。僕の中では、山版ゼログラビティと言えるほど満足行く作品だった。