動物って、すげえ！
今回初めて、「動物系ドキュメンタリー」を見たのだが、本当に動物は賢く、環境に対応して食料を確保する姿勢は本気の"生"を感じる。
様々な動物の生態、特徴が学べるし、育児が独特で見応えがある。(期間限定で子供観賞料金が500円というのは凄くいいのでは。)特に、狼やヤマネコの狩りをする目や群れで相手を追い込む様子は正に"弱肉強食"。
映像が綺麗というのもあって、大地を駆け抜ける様子は必然的に力強さが見受けられる。多くの角度から撮っているであろう、撮影方法も気になる。
ただ、悪く言えば自然界の動物紹介だから眠気もかなり来た。そして、ナレーションに関しては、、、、うーん。木村文乃さんの声は個人的にも凄く良いからこそ、際立つ鶴瓶の関西弁、、。おい！鶴瓶！！決して関西弁が嫌いではないのだが、さすがにこの作品には合わない。元々はナレーションがない今作の良さをそのまま観客に見せるべき。森林の風や動物の呼吸音をもっと聞かせようとは思わなかったのか。その上、構成的には前半はどのようにして2万年の間を生き抜いたか、後半は人間と動物 または自然界の共生についてなのだが、この後半の人間が写る描写でかなり冷める。こっちはアニマルが見たいのに！それに邦題の問題だが、旅行気分には一切なれない。それと所々、製作者の考えが分からない部分もあった。
動物たちの体のぶつけ合いやリアルな生活を見れただけでも1500円を払った価値がある、と素直にプラスに考えたい。
