Endo

この世界の片隅にのEndoのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
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サギが好きなんか?
基本的に作画神なんだが、安っぽい作画によくある人が歩いてる背景を等速で流すことで、足が地面についてるのにスライドしてる激キモ映像がしょっぱな出てきて嫌すぎた。爆弾も完全にCGで「うわー」ってなってた。それ以外ははマジ神作画。
戦争というものに生活が世界が侵食されていき、みなが普通から逸脱していく。ぼーっと生きているからこそ、生活そのものは流されても、内面的な部分は変に周りに流されにくく「よかったね」という言葉に疑問を抱く。右手を失うというのは普通ではなくなるということの比喩的表現。
他の作品見ててもめっちゃ思うことだが、俳優と声優は完全に違うスペシャリストなので絶対領域侵犯しないほうが双方にとってもファンにとっても幸せ。
評判が激良いというのは知っていたので、前半部分だけ見てると「そんなに評価される作品か?」となっていたが、戦争が始まってからの揺れ動きには震わされた。
人攫いが出てきてようやく「ああ、あの子か」ってなった((遅すぎ
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