「秀作」
細部描写と丁寧な作り込みが説得力になっていてダレ場皆無の2時間アッという間。演出もレイアウトもいいのでシーンとセリフが関連してちゃんと記憶に残る。すばらしい。予告編でああこれ泣く映画です…
すずという人物は戦争を嫌悪するわけでも傾倒するわけでもない。ただ、あの時代に生まれ、生きた人だ。生きようとしたわけではなく、ただただ生きた人。
戦争に負けたのだとラジオが語る。すずの隣にいた女性たち…
没入というより、こっちの世界に出てきたような現実感がある。がたまに置いてかれるほどの新しい表現。怖いのに美しいその表裏一体さがこれまでになくて心が持ってかれた。
すぐそこにある、浮世の世界。
隔たり…
大好きな作品。
「さらにいくつもの片隅に」の方も合わせて三度ほど視聴。
すずさんのファンです。
こんな風に強く優しく生きたいと思える映画。
のんちゃんの声も最高にいい。
のほほんとした雰囲気と、…
父親に連れられて、小さな映画館で鑑賞しました。
戦時下、日常を過ごす主人公に視点を当てられた作品。戦争が日常になる怖さを目の当たりにしました。戦争という大きな概念ではなく、すずという個人に焦点を当…
(C)こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会