mao

この世界の片隅にのmaoのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
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日常に溶け込んでいる戦争をみつけるたび、何もかもが泣けてしまうのだった。すずさんよりも未来に生きているから。

もうチョコレートをねだらなくても微笑み合うことが出来ている現代で。また、同じような苦しみを生み出さないために、この映画は、フィクションは、作られてもいるはずだ。

まだ知らない物語が、ノンフィクションがある。世代が変わっても、これからも耳を澄まし続けていくだろう。この国の歴史を、個人史を注意深く聞き続けていくだろう。そしておいしいごはんを作り続けていく。生活していく。
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