最初は絵のタッチやすずの声が子供なのか大人なのか違和感があって入り込めなかったけど、嫁入りしてからおっとりしてるけど健気なすずや周りの人物がとても愛おしく感じた。
なにもないからこそひとの繋がりが色濃く、辛いながらも前向きに生きようとして自ら工夫して生み出していく人たち。
嘆いてばかりではいられないのだ。
生きていかねば。
もちろんこの家族は人柄も良い方だと思うが、この戦争という辛い内容の映画に、なんとか希望を持たせてくれる。
こんな人間関係は羨ましいなと思った。
戦争ってなんか別次元な気がしてた。
北朝鮮や震災と一緒にしていいのかわからないけど、生活の中にミサイルだとか原発だとかジワジワ入ってくるこの感じ。
この時代と変わらない気がしている。
私もこの世界の片隅に生きている。
なにが起こるかわからないんだなー。
何度でも観たい。