のんちやん

この世界の片隅にののんちやんのレビュー・感想・評価

この世界の片隅に(2016年製作の映画)
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映画化決定してから
ずっと観たくて観たくてたまらんかったやつ!
なんと田舎すぎて地元唯一の映画館では上映がなく、、、
当時の彼がどこで上映してるかわざわざ調べてくれて
1時間かけて隣町の映画館へ連れてってくれました。
感謝!!!

これは映画館で観て良かった。
本当に良かった。
基本的にアニメは感情移入出来なくて苦手。
#ジブリとディズニーは除く
でも、この映画は
#こうの史代 の世界観を全く崩しておらず
原作へのリスペクトを感じた。
ただ、カットして欲しくない大事な部分が
かなりカットされており、そこが残念。

普通の女の子の、普通の日常
淡々と過ぎ行く
そして戦争という非日常的な日々が始まり
非日常が日常となる

すごい時代だけど、確かにあった
自分の祖父祖母が経験した時代
今の生活がどれだけ平和で幸せなのかがわかるね。
不平不満だらけの生活が
どれだけ幸せで尊いのかがわかるね。 ・

よくある戦争映画のように
辛くて残酷で見ていられない描写が多く、
見終わった後どんよりした暗い気分になる
なんて事はなく。
よくある戦争映画のように
日本は敗戦国で外国は敵で、
なんて事はなく。
よくある戦争映画のように
どうしても同じ日本で起こった事とゆう実感が湧かない、、
なんて事はなく。
ただ本当に世界の片隅にいた一人の女性に
スポットを当てていて
アニメなのだけど現実味があった。


最後の方はボロ泣きでした
とにかくボロ泣きでした。

もっとこの映画が広く知られればいいのに
みんなが観ればいいのに
もっともっと話題になればいいのに
てゆーか
何で地元では上映してねーんだよ
アホなのか?
果てには、
映画館で映画を観るという文化が
もっともっと根づけばいいのに!!!!!
とまで思ってしまった

何が良かったのか、
どうしてオススメしたいのか
うまく言えないけど、、、
とにかく最高だった。