「ファンクは一拍目が重要だ」
ジェームス・ブラウンについては何となくしか知らなかったので、観賞。
ファンクというジャンルを作った人ぐらいに思ってたのですが、
いや〜、パフォーマンスは一度見たら忘れないですね。正直マイケルよりもスゴイと思ったよ。
ストーンズ目当ての客の前で演奏したあのライブ映像は鳥肌が立ちました。（それだけでもみる価値アリ！）
マイケルやプリンスが憧れ崇拝していた理由がわかります。
そして、その遺伝子は今もなお、現代のチャートへと確実に受け継がれていますね。
ドキュメンタリーとしては古典的にまとめられている。（ちょっと長い）
よくある、貧困→開花→名誉→不信→・・・・
みたいなアメリカンドリームの明暗がしっかりと描かれています。
中でも注目すべく点は黒人の公民権運動との関わりであろう。
JBは「ブラックパワー！」と叫び主張する。
その反面「冷静になれ。我々は礼儀と教養を学ばなければならない」
と呼びかける。
激動の時代に生まれるべくして誕生したスターの役割ですね。良くも悪くも。
音楽史に残るべくアーティストであることは間違いない！ミスターダイナマイト！
