ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウンの作品情報・感想・評価

ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン2014年製作の映画)

Mr. Dynamite: The Rise of James Brown

上映日:2016年06月18日

製作国:

上映時間:115分

3.8

あらすじ

「ミスター・ダイナマイト ファンクの帝王ジェームス・ブラウン」に投稿された感想・評価

けー

けーの感想・評価

5.0

このレビューはネタバレを含みます

ジェーズ・ブラウンのドキュメンタリー。

チャド兄の「ジェームス・ブラウン ~最高の魂(ソウル)を持つ男~」をみて、実際はどんな人だったのかということが気になって。ちょうどドキュメンタリーを見つけたので視聴。

やっぱり強烈な人だった。

キング牧師が暗殺された翌日にコンサートをキャンセルすることなく続行したこと。
ライブの最中、興奮してステージに上がってくる観客を押さえようとするセキュリティを下がらせ、観客を説得してコンサートをやりとげた肝っ玉というか、なんというかすごいなぁと。

新しいリズムや音楽をとことん追求する姿勢はやっぱりどこかマイルス・デイビスを彷彿とさせ、そしてジェイムズ・ブラウンの曲がHip-Hopの種となったという繋がりっに「ああやっぱり!」って感じで意味なく熱くなってしまった。

プロデューサーがローリング・ストーンズのミック・ジャガー。

映画でもドキュメンタリーでもTVのライブコンサートで自分ではなくローリング・ストーンズがトリをつとめることに対してのジェイムズ・ブラウンのパフォーマンスのキレっキレ度合いが描かれていたけれども、そのミック・ジャガーが映画もドキュメンタリーもプロデューサーをつとめているというのが、まるでこの間の映画でみたマッケンローとボルグの関係みたいで面白いというか。

ジェイムズ・ブラウンの凄さと熱を実際に目の当たりにしたミック・ジャガーが、ミュージシャンとしてセレブリティとしての葛藤や苦悩も知りつくしている人がきちんとできるだけ正確に当時を知らない世代にジェイムズ・ブラウンという存在を伝えようと作ったという気持ちが行き渡っているから、映画もドキュメンタリーもすごくストーンと心に響いてきた感じなのかなぁなんて思ったり。
産まれてから80年代のお腹ぽっこりヒゲ時代まで。

どちらかと言えば黒人差別への影響力という観点で作られた映画。

バンドメンバー総出でインタビューに答えてるのが珍しく、JB好きであればマニアックで貴重な情報や映像も多いが、楽しめる、というよりかはかなりお勉強的教材。

この映画からJBを知っても良いのかもしれないが、その後のJBがコカインやり過ぎで妻を撃ってカーチェイスするなんてのを知ったら仰天するでしょうな。
晩NAS

晩NASの感想・評価

3.5
ミック・ジャガーがプロデュースという事でどうなっているのかなと思い観てみたが… 内容としてはやっぱり薄かった。JBの事を2時間でまとめる方が無理な話か。ただ、動くJBとライブシーンだけでも観る価値はある映画だと思う。
ドキュメンタリーとしては、今ひとつだったかなあ。

音楽にフォーカスしてるのか人物にフォーカスしてるのか中途半端で、全体的にストーリーが散漫。

ジェームス・ブラウンは、人の形をしたグルーブといった感じなので、もっとライブが見たかったが、同時代のビートルズのドキュメンタリーと比べて、映像が残ってないし画質も悪くて臨場感が弱い。

映画のだいたいのシーンは、60年代を中心に語られるのだが、公民権運動真っ盛りの時代で、黒人差別が当然な時期なので、白人アーティストと比べて映像がアーカイブとして残りにくかった、なんてこともあるのだろうか。

ポピュラー音楽史的には、ビートルズと同等か、それ以上の影響を後のアーティストに与えているというのに、何だか不遇だなと思った。

劇中、ミック・ジャガーもインタビューに答えていて、若い頃ジェームス・ブラウンに憧れていて、ダンスやパフォーマンスをライブに行って盗んだという話をしている。

その後テレビ番組でジェームス・ブラウンとローリング・ストーンズが同じステージに立つ一連の下りが映し出されるのだが、ミック・ジャガーが明らかにジェームス・ブラウンのダンスのマネをしていて、かつパフォーマーとして2、3段レベルが落ちているのが映像として浮き彫りになる。

もっともっと一般レベルで評価されてもいい気がするが、そもそもファンクがそこまでキャッチーな音楽じゃないからか、ジェームス・ブラウンが大阪のおばちゃんみたいな髪型をしてるからか、なんでだろうかねえ。
RICH

RICHの感想・評価

3.5
ドキュメンタリー映画

JB、知ってたつもりだったけど
新たな事も知れたな
美化しそうなところも、ありのままな感じがよかった。

ただ流しているだけでいい映画
pippin

pippinの感想・評価

4.3
ジェームズ・ブラウン、好き!
ブルース・ブラザーズから先に知ったんだけど・・・
この映画は、本物のジェームズ・ブラウンなので、動きが面白くて、ハチャメチャぶりもしっかり描かれていて良かったです。
やっぱり本家の方が踊りが上手じゃなくて面白くて変な顔で好きです(褒めてます)
曲もめちゃくちゃなときもあったけど、そのネタバラシがあったのがなんか笑えました。
あの変な曲も含めてジェームズ・ブラウン!
ダンス永遠に見てられる
必ずしも美化していないところがいい
ヒップホップはJBのおかげ
ライブ映像もっと見たかったが…。JBを単に礼賛する映画になっていないのが良い。
PFFのブラック特集、いわゆる音楽映画だけでなくブラック・スプロイテーションもやってほしいなと思ったりしてる。権利とか難しいのかな。
hibiya1975

hibiya1975の感想・評価

3.6
第43回ぴあフィルムフェスティバル
映画と音楽シリーズ「ブラック&ブラック」

映画2時間、ピーター・バラカン氏トークイベント1時間を楽しめた。

数年に一回はJBを聴きたくなる時期が来るので今回もきっかけになりそうです。ライブを聴いている時の「終わらないで欲しいな…」の感覚を映画で味わえた。

初公開以来劇場で一回も観られていないチャドウィック・ボーズマンの伝記を観たくなった。
ジャケット見るに最近のアーティストかと思ってたけど、全然そんなことなく。後のマイケル・ジャクソンに影響を与えた一人の偉人だった。

まずオープニングがかっこいい。幕が上がる、とはまさにこのこと!歌とダンス、バックバンドの生演奏。三拍子が揃ったステージングはかなり見応えがある。後半はどちらかというと公民権運動の渦中に自ら入り込みマスコミを通して公平性を訴える活動家の側面が。「活動家じゃなくて人間だ」と言われるんだろうけど。ワンマンスタイルで取り扱い注意な人物だったんだなと。
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