この家族には
複雑な事情がある。
旦那は9年前によそに子供をつくっていて、連れ帰ってくる。
双葉は双葉で、実の母とのあれこれがある。
さらには幸野家にも秘密があって・・・。
宮沢りえさん演じる双葉が、芯があってものすごく強い人!!
一方で、
杉咲花ちゃん演じる娘は
言いたいことがうまく言えず
学校ではいじめられてたりする・・・。
どう見てもこの一家を支えてるのはお母ちゃんだ。
この人がいなくなったら家族はダメなっちゃうんじゃない?って思うし、多分お母ちゃんもそう思った。
そこからの2ヶ月、お母ちゃんはボロボロの体でものすごく動きます。
いつのまにか、家族は団結して
強くなってました。
何を遺すかって、何を与えられるか、なのかもしれない。
自分が死ぬまでにできること。
残りの人生まで誰かに与え続けるのかよ!すげー
なって思ってみてたけど
最期にかけては、みんなからも与えられてたんだなって感じてすごく良かった。
愛を受け取った人はまた誰かに愛を与えられる人になるし
愛を返したくなるもんだ。
湯を沸かすほどの母の愛を元に成長して行く家族の物語、おすすめです!
この映画は「泣ける映画」としても有名ですが
悲しくて泣く、はちょっと違うかも。
母の愛の力強さに、気持ちよく泣ける映画。
衝撃のラストも待ってます。