母
テレ東でやってたので見ちゃったよね。いやちゃんとレンタルしてぶっ通しで見るべきだったんだけどCMちょいちょい挟む地上波だけどまあ泣きましたよね…そりゃあね…母は強く弱く儚くやっぱ強い。
アカデミー賞総ナメも納得の演技。宮沢りえは病魔におかされてゆく人間の脆さを体現していて、元々色白で細かったけど更に脆弱に見えそれでいて必死に生きようとする家族を正そうとする姿に涙。
オダジョもダメなんだけど飄々としつつもどっかでちゃんと考えてる深い思いやりを持った旦那を演じてた。
とーりは最近ユリゴコロやら彼女がその名を〜やらで見てたけど全然ええやんこっちのが！ええやん！自然体でええやん！こっちのキャラで押してk…ああ〜〜不能犯がまた〜〜…
鮎子ちゃん役の子役、頑張ってた。あのアパートでのシーンはガチなんだろうか…
すごいなと思ったのはすき焼き食いながらのあの朝の台詞。後半打ち解けたときの笑顔は子供らしくて可愛かった。
そして杉咲花！助演も新人も取っただけあっていや前からやべえなと思ってたけどやっぱすごい。病室で鮎子にお母ちゃんの前では笑顔で〜〜みたいなこと言ってただけあって病室での耐えた笑顔に号泣。
いじめのシーンも体当たりで頑張ってた。いやほんと、素晴らしい。
まあ、出来過ぎなほど母親に因果がありまくる人間がこうも集まったかと言う程集結してたのがちょっとやりすぎ感を感じてしまったけど、重厚な邦画を見たなと思った。
ラストの展開。
タイトルがこう効いてくるか〜〜と唸った。あの沸騰したお湯は母の冷めない愛なのだなあ。
