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湯を沸かすほどの熱い愛のtomooのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.6
大号泣しながらこのレビュー書いてます。
見るかどうか躊躇ってた自分が馬鹿でした。
血の繋がりだけでは本当の家族じゃないと気付かされた。
「逃げないで」この言葉は子供を説得するのに厳しく、都合がいいように聞こえるかもしれないが、本当に自分の子のことを思う気持ちがないと出てくる言葉ではない。
それは子供だけでなく親も一緒に葛藤しているということ。
宮沢りえ演じる双葉は単純な愛情だけでは決してできるはずがないような事を子供にするのだが、そこには母親にしかわからない深い愛情だけがあると感じた。
主人公が余命を突きつけられて死んで感動するだけの映画じゃないと言うのを自分の目で確かめて欲しい。
オダギリジョーがなかなか腹立つキャラだったけど、最後の涙の言葉に泣かされた。
終わり方は賛否両論あると思うけど、作品名にそぐわないふさわしい終わり方だったと思う。
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