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湯を沸かすほどの熱い愛のtokutokuのレビュー・感想・評価

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)
4.5
親目線で、主人公の宮沢りえ演じる双葉がとにかく素晴らしい。

子をここまで信じられるか、子を信じて待つことができるか、子を信じて真実を告げるられるか、子を信じて本人に委ねられるか。

安澄が学校でいじめられる件なんかは、自身が真っ先に学校に怒鳴り込みに行ってしまうし、子かわいさゆえに親が干渉してしまうだろう。主人公がぐっと堪えて、子を信じて待っていられるのは、愛の強さゆえだと感じた。(それも、自身の子ではないのに。)

静岡旅行の件、ラストシーンなどシナリオが秀逸。宮沢りえ、杉咲花の演技も最高に良い。

主人公が自身の母親に会えずに、石を投げるシーンは?が残る。
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