総合評価が高くとても気になっていた作品。
なんの前情報もなく鑑賞しましたが号泣でした。
レビューを色々みているとこんなに真っ二つに分かれるの？ってぐらい賛否両論。
これだけ多様化してる世の中だから、こんな家族のあり方もあるんじゃないって気持ちで見なきゃ疲れちゃうんじゃないだろうか？
少なくとも私はいじめの対応については全く共感は出来なくて、この母親鬼だなって感覚で見てました。
こんなパワフルなおかあちゃんは見たことがない。題名通りの愛が溢れてるのにはとても泣けてしまった。
そのおかあちゃんを演じる宮沢りえよりも良かったのが杉咲花。
彼女の映画というとBLEACHしか見たことがないがこの映画の演技は素晴らしかった。ファンになりました。
「青くて痛くて脆い」はとても気になります。
脚本もとても良かった。
伏線がかなり用意されていて、その回収もお見事。ただ、おそらくだけど編集で仕方がなくカットされた場面もあったんじゃないだろうか？不自然な台詞回しが若干感じられた。
最後にはいろんな家族があり、いろんな母親がいる。愛が溢れてる母親もいればそうでない母親もいる。それを集約してるのがこの映画なのかなってそんなこと勝手に感じました。
