こふ

わたしはマララのこふのレビュー・感想・評価

わたしはマララ(2015年製作の映画)
2.3
割と淡々と話が進んでいく。途中タリバンの襲撃で亡くなった人が写ったり、友達が撃たれたとか酷な話は沢山あるのだけど、淡々としているイメージ。

マララが涙したり、苦労したんだって様子で話をしないからかな。こんなに世界にインパクトを与えるてるのに。


マララは、世間に見せる顔とは別に、プライベートは普通の女の子って感じ。
男の子をデートに誘うなんて恥ずかしいって照れたり、ブラピやクリケットの好みの選手をインターネットで見て嬉しそうにしていたりする。
一方で強い強い意志を持って語りかける姿は本当に心動かされるものがある。マララの言葉一つ一つがすごく重い。

『私達は暗闇の中にいると光の大切さに気付きます。沈黙させられると声を上げる大切さに気づきます。自分たちの言葉の力を強さを信じましょう。本を手に取りペンを握りましょう。それが私たちの強力な武器なのです。1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペンが世界を変えるのです。』
マララがタリバンに撃たれたあと、半身を犠牲にしながらも語りかけた言葉。

映画を見て、私たちの普通は、少し崩れるだけで普通じゃなくなるんだなと感じました。
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