紅蓮亭血飛沫

グリム・アベンジャーズの紅蓮亭血飛沫のレビュー・感想・評価

グリム・アベンジャーズ(2015年製作の映画)
1.2
おとぎ話に登場する有名なキャラクター達が徒党を組み、悪に立ち向かう…これまた設定は面白いんですよね。
で、肝心の本編はというと…設定通りの映画を作るに至って予算がまず足りてないため、全編に渡ってしょぼい映像と展開により強い眠気が発生。
更にメインキャストの衣装・ビジュアルといった面がこれといった差別化があまりできていないため、誰がどの役割なのか一見分かり辛い(というかみんな結構年増…これ以上はいけない)。
アクション面も全体的にふんわり、という擬音が当てはまるぐらいには穏やかな絵ばかりなのでこれまた眠気を助長させます。
相手を眠らせる事に特化したキャラクターは我々への当てつけですか(考えすぎ)。
そもそもストーリー構成においてガバガバな点が多いので、真面目に見るだけ気力の無駄かと。

…まぁ元々本作、アサイラム、アルバトロス映画なので集中して鑑賞するのも阿保らしいですが、タイトルにAVENGERSがある通り、本家MARVEL版の展開をちょっとなぞっている辺りは嫌いじゃないです。