タツノ

スパイダーマン:ホームカミングのタツノのレビュー・感想・評価

3.5
アイデンティティの確立、誰もが他者から認められ、求められる存在になりたいと思っている。アベンジャーズを夢見る少年が「親愛なる隣人」になるまでをコミカルかつ誠実に描いた成長物語。
サム・ライミ版が大いなる力とその代償を描いたなら、こちらは自己の確立と成長を示した。現代を生きる等身大のピーターにかつての自分を重ねて観られる傑作でした。
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