あかね

カミーユ、恋はふたたびのあかねのレビュー・感想・評価

カミーユ、恋はふたたび(2012年製作の映画)
3.3
フランスらしい映画だなと思いました!
独特な感じです。
でもあっちの作品があまり苦手に感じない私は雰囲気とかすごくすきでした!
音楽が結構素敵でその場面にあった音楽を入れてきてくれる辺り好きで流れがそれだけで観ていて苦ではなかったです。

お話は、40代のカミーユ、夫には20代の子と再婚するから別れと言われ仕事もプライベートもどこか浮かない時にいきなり過去にタイムスリップするお話なんですが..
まぁここまではよくあるお話。
しかし40代の体のままタイムします。
みんなにはなぜか若く見えます。
最初は観ていて16歳の友達の中におばさんがひとり笑
若い服着て学校いってもパパやママに甘えてもおばさんです。とてもその違和感に笑えましだがカミーユはだんだんと16歳に不思議に見えてきます。

過去を見つめ返し、変えられない未来に戻る前に
大切な何かを見つけるお話。
長年連れ添えれば変化は生じる事であってカミーユは色々と吹っ切れたからよかったけど
旦那さんがやはり20代の子と再婚したいから別れるはなんか嫌でした。
しかしそれもテーマだったのかな?
後、嫌だったのがカミーユが最後旦那さんにやっぱり貴方との青春時代はよかったって語ってて旦那が微笑んでじゃあ、売る家の値段きめようかってなったシーン。
あんた?何?この話聞いてた?カミーユ今いいこと言ってたよってなりました。
旦那さんのそっか、でも終わったんだよ的な態度以上に売却の話にした旦那さんが嫌だ。
最後の最後にデリカシーのない旦那だ。

しかしカミーユ、最初は完全なおばさんでしたがタイムしてからのいきいきとした姿は10代の子達に負けない表情が可愛くて魅力的でした。
あかね

あかね