ぴっち

COP CAR コップ・カーのぴっちのレビュー・感想・評価

COP CAR コップ・カー(2015年製作の映画)
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ファーストカットのセンスが抜群に良い。何もない平原、雲一つない青空、その下で放送禁止用語を連呼する家出少年ふたり。最高。それだけで救われる大人はきっと少なくない。

ただ、その後の展開の遅さは正直やってられない。脚本的にネタが詰め込まれたものではないからだ。尺も十分に伸ばした上での88分というレベル。でもそれは単に予算と作品の規模が制約だから仕方ないわけで、開放された少年たちの無邪気さと、それを追うケヴィン・ベーコンの狂気、そしてネタバレのアレ。

それで十分じゃない?という気持ちもわかる。でも家でDVDで観るものじゃなかったなーというのが正直なところ。
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