ジャッキー・チェンにパク…じゃなかった、オマージュされた伝説のコメディアンの代表作。実質、彼の初の長編になるのかな。
まず、このジャケットの表情が良いですねえ。作品としては『大列車強盗』の方が好きですが、今作でもかなり身体を張っていて、何せCGが無い時代、どうやって撮っているのか、大いに唸らされます。
前半ののどかな雰囲気の中で、色々クスッとさせられるギャグが多いのも良い。
というか、キートンも凄いけれど、相手の女性役や他の汽車の乗客の皆さんのフィジカル面も凄い!
終盤の滝の中での救出劇、崖からぶら下がるキートンのスタントは圧巻。水、かなり飲みまくったのでは。
古き良き時代のサイレント映画としても、コメディーとしても、アクションとしても、中々の良作でした。