漆黒堂本舗

恐怖ノ白魔人の漆黒堂本舗のレビュー・感想・評価

恐怖ノ白魔人(2014年製作の映画)
2.5
今は打ち捨てられた映画の撮影所跡で女性が拉致される現場を目撃した少年たちがとんでもなく恐ろしい目に遭ってしまうお話。

『屋敷女』の監督さん作品てことで、アノすきっ歯さんが妊婦役で出てた。
今回は自分が腹かっ捌かれて胎児盗まれる役。ファンサービス?

低評価なのと邦題詐欺に警戒してハードルがっつり下げてたお蔭で不満はない。

一人では何もできないくせに集まると悪さばかりするガキンチョどもがクズ過ぎた。喫煙、放火、暴行に殺人未遂。
一体どう育ったらああなるの?
日頃の行いの悪さが災いして警察でさえまともに取り合ってくれないレベル。
だから途中までは白魔人(?)応援してた。
もっとビビらせろー!
もっと懲らしめてやれー!と。
でも、流石にやり過ぎ。
赤ちゃんはドラム式洗濯機で洗っちゃいけません😤
家族愛とかネグレクトとかいう大きな社会問題を扱ってる感はなく、生体化学兵器の恐ろしさを訴えてるわけでもない。
ただ、愛し方を知らない親や愛し方を間違った親、殺して構わないくらい実子を疎んじる親…色々な親がいるものだなぁと思った程度。
大部分の犯行はとても6歳児がやったとは思えないけれど、主人公のパパを殺るシーンは子供らしかった。蟻の巣でも踏み潰すみたいに口の中に足先突っ込んでたね。あれ、私も子供の頃よくやった(あ、蟻の巣潰す方だよ勿論笑)。
閑話休題、所詮B級ホラー。
目くじら立てずにサクッと観ちゃって。