Ayumi

シン・エヴァンゲリオン劇場版のAyumiのレビュー・感想・評価

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ちょうど一週間で序・破・Q・シンを観終えました。約14年を一瞬で終えてしまったので、過程を楽しむより結果しか見えなかった感じかな。

30手前にして初めてエヴァに触れた人間の感想です。ちなみにこの一週間、各映画を観たあとにfilmarksの感想をちらっと観たくらいで、考察やWikipediaなどは一切みていません。

そのため後半過ぎた頃、訳わからなさすぎて、なぜエヴァはこんなに異様な盛り上がりをみせているのかということを考えておりました。エヴァファンってエヴァのどこが好きなの、、、?

①エヴァと共に成長した。
思春期にエヴァに触れていたら、きっときっと感慨深いものがあるんやろうなあというくらい長い時間をかけられたシリーズ。単純に終結までもってけるのすごいっす。
②もはや庵野が好き!
監督の精神状態が作品に直結してるなあというイメージが強い。エヴァファンってもはや庵野監督のことが好きで、エヴァみてんじゃないの?というくらい、公開延期したりも含め楽しんでいるイメージです。
③キャラクターや台詞、世界観そのものが好き
全くエヴァに触れてこなかった私でも序・破の台詞はほとんど知っていたんじゃないなというくらい名言ばっかり。あと、用語とかもたくさん出てくるのできっと理解して観るとより面白いんかなあと思います。

これらに当てはまる人ばっかりではないけど、この辺がエヴァの魅力なのかなあと思いました。と、同時にネタバレ厳禁の厳しさも、①長い時間楽しみにしていた、②庵野さんの精神状態によってはとんでも展開に成りうりそう、③エヴァにどういう終止符をうつの!っていうところからきているのかなと。そういう観点でみるとこの異様なネタバレ厳禁ぶりも許せるかなとなっています(←思い入れが全くない人間)。

ちなみに①~③でいうと個人的には②が当てはまるかもしれません。私がこれからもエヴァを楽しむとしたら庵野監督の私小説として見てしまうやろうなあと思います。(ちなみに夢と狂気の王国で観た精神ギリギリっぽい庵野さんを声優として採用してニコニコしている宮崎駿はとても良かったです)
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