ただの大学生

シン・エヴァンゲリオン劇場版のただの大学生のレビュー・感想・評価

5.0
素晴らしい作品

今までのエヴァシリーズでの?が少し解けた

もちろん難しい

これからネタバレや考察を観てさらにエヴァの知識を増やしたい

エヴァは、登場人物が皆、魅力的
人間ドラマがしっかりしている

この作品は一人一人に意義があってそれがすごく良い

シンジの覚悟、もう泣かないって決めたシンジの成長

レイ、アスカのシンジへの愛

マリもこの映画で魅力がわかった気がする
うまく言語化出来ないけど…

そしてミサト
ミサトが1番エヴァで好き
1番人間味がある
息子とシンジのツーショット貼ってるとこが良いのよ

日向と青葉、冬月先生の安心感

心も体も大人になった鈴原とケンスケ

伊吹の成長もシンジと張ってる
これだけは若い男は…だって

鈴原サクラやミドリの気持ちも分かる

ゲンドウもちゃんと芯が通っている
一人の女性に対してあれだけ出来るのはそう簡単じゃないし、シンジとのハグはグッときた



終盤のカヲルくんのパートと、電車のシーンが印象的だし、好きなシーン

また、宇多田ヒカルの曲が素晴らしい

最後は宇多田ヒカルで大正解

この曲が映画の余韻に浸らしてくれる
目を閉じると今までの映像が流れてくる


そして映像が圧倒的に進化してる
これは劇場版で観たかった…
エンドゲームもそうだけどまた、映画館でやってくれないかな…


観終わった後の喪失感、
これはエンドゲームの時の、感覚と似ている

もう終わるんだ…ってなる、この感覚が嫌でいつもこういう最終話は観るのを躊躇してなかなか観れない

でも観終わると喪失感とともに、観てよかったと思うし、スッキリして、気持ちよくなる

この喪失感とともに気持ちよくなる現象は
エンドゲームやスラムダンク、メジャーなど、良い作品と出会うと起こる

この余韻はなかなか取れない

あと3日はこの余韻が続くだろう