俳優 亀岡拓次のモリーニョのレビュー・感想・評価

［初日舞台挨拶付き］
亀岡は死んだような目をして、ちょっとした役をちょっとずつ演じる脇役俳優だけど、いろんな現場に呼ばれ、わかる監督はものすごく評価して使ってる。本人も実は映画愛に溢れていて、好きな人にはわかる外国映画の監督を敬愛している。そんな愛すべき亀岡拓次を、ヤスケンが見事なはまり役で亀岡そのものになっていた。亀岡が恋する麻生さんも好演。年齢に合った魅力的な色気。
横浜監督らしいシュールな笑いも挟みつつ、亀岡拓次が大好きになる映画。スクーターで長野に向かうシーンが好き。