ちょび

DENKI GROOVE THE MOVIE? 石野卓球とピエール瀧のちょびのレビュー・感想・評価

3.9
電気のオールナイトを毎週録音して聴き
電気からテクノという音楽を教わった身としては
最初から最後まで感慨深いものがあった。
凝った演出はなくても素材自体が面白いんだもん。
2人がどんどん太っていくのには笑ったけど。

デビュー当時から変わらぬクールな音楽。
天才だけどド変態でどうしようもない人間なのに
ライブ中の卓球はとてつもなくかっこいい。
そしてそのどうしようもない人間を許容する瀧。
卓球には間違いなく瀧が必要なんだよ。
卓球だけでも瀧だけでも電気は成立しない。

すっかり中年太りのおじさんになったのに
「瀧のネタに大笑いする卓球」の画
から溢れる多幸感はそのままでとても愛おしい。
電気とまりんの今の距離感と関係性もいい。
大音量で電気の音楽が聴けるというだけでも最高。
踊り出したくなって身体がウズウズして困ったけど。
後は…ラルクに感謝だな(笑)
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