いやー、面白かった。
リンクレイター、やるなー
最近「6歳の僕が、大人になるまで」でかなり認知されたけど、テーマと期間？に独特な、絶妙なコンセプトをもった監督。
「ビフォア・サンライズ」「ビフォア・サンセット」は日が昇るまで、日が沈むまで、という限られた時間の中で一期一会の陰陽を描き、「ビフォア・ミッドナイト」では、前2作のその後を描いた。未見です。同じキャストで計20年。
「6歳の僕が、大人になるまで。」も話題になった、こちらは主演の少年を12年もの間、折に触れて撮影したもの。こちらも未見、観ますww(続編的なものらしいし)
さて本題、もうこのタイトルで何をか言わんや、です、
最初の数分でこれは面白くなるな、と感じた。
学園物、ノスタルジー物は、かつての自分とのシンクロ率が大事だろうけど、私はこんなアゲアゲな日々とはほとほと縁遠いのであれですが、なんかワカル！と思わせるんだから凄い。
一癖も二癖もある登場人物ばかり(キャラクターを書き出すと止まらないので割愛、観てください)で、ヒロインも普通かと思いきやオタク系で、主人公だけが基準として立っている。
そして肝心要の設定は、大学でのスタート3日前から始業まで、という希望にあふれたバラ色のキャンパスライフを謳歌する新入生を描くという絶妙なさじ加減。始まる一週間前でも、スタートから、でもないし、夏休みとかでもなく、1番フワフワした時期ですね、絶妙です。
