ルネ

エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中にのルネのレビュー・感想・評価

3.0
2016年。 監督・脚本はリチャード・リンクレイター。

1980年のアメリカで、大学の強豪野球部に推薦入学した主人公が、新学期の始まる3日前から仲間とはしゃぐ物語。

監督みずから『バッド・チューニング』(1993年)と『6才のボクが、大人になるまで。』(2014年)の精神的な続編にあたる作品と言っていて、『バッド・チューニング』を明るくした感じ。

野球部の仲間と暮らす一軒家で、下らないゲームをしたりバーや近所でナンパしたりと、ただそれだけの内容。 『アメリカン・グラフィティ』にも結構似てると思う。

ニール・ヤングのレコードが写ったり、パンクのライブシーンがあったり、コステロなんかの名前も出てきたりと、ロック好きなリンクレイター監督らしい作りが嬉しい。 タイトルはヴァン・ヘイレンの曲名らしいです。

体育会系のノリが好きじゃないのであんまり盛り上がれなかったのだが、当時のファッションや音楽は楽しめました。 主人公のする恋もさわやかでいいです。
ルネ

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