「ぎゃあぁぁぁ痛ってぇぇぇ!」という前衛的なジャケットでネットを騒然とさせた作品です。
ケータリング業を営むジュリアとその部下のポールは富裕層のパーティーの依頼を受け郊外に出張します。
「何かハチが多いな」と言っているうちに、巨大バチが襲来。
パーティーの出席者を次々と襲っていくというストーリーです。
このハチに刺されると、体内に卵を産み付けられます。
身体を突き破り巨大バチが誕生する様はSFホラーの名作「エイリアン」を彷彿とさせます。
この巨大バチが誕生した原因は、庭の肥料に成長ホルモンを交配させた事による突然変異という何ともお粗末なもの。
期待値0で鑑賞しましたが、この映画、悪くなかったです。
なんならB級映画としては楽しめる部類でした。
主人公の男女がなかなか魅力的ですし、エイリアンシリーズでビショップを演じたランス・ヘンリクセンが何気に出演しています。
最期は爆発で巨大バチを全滅させるというフォーマットに沿った結末も最高です。
その後に巨大バチが火だるまで主人公たちに迫るのですが、これは正直クドかったです。
そいつを倒し、熱いキスを交わす主人公の上空にはさらに巨大化したハチの大群が…という描写もしつこかったですね。