ぽんチキ太郎

劇場版 遊☆戯☆王 THE DARK SIDE OF DIMENSIONSのぽんチキ太郎のレビュー・感想・評価

4.0
喧嘩の際、拳で語り合うなんて言いますが、まさに拳、いやカードで語り合ったシーンがありましたね。
遊戯が「魔導契約の扉」で海馬へわざわざ「死者蘇生」を渡したことは、単なるカードの効果処理ではなく、アテムはもう蘇らないことを伝えるメッセージだったのでしょう。戦いの儀の時も、「封印の黄金櫃」に「死者蘇生」を封印し、クライマックスでアテムの「死者蘇生」の発動を無効にしたのも、死者の魂は現世にとどまってはならないというメッセージということでしたし。またしても「死者蘇生」が物語のキーカードとなった良いデュエルでした。
こんな感じで初代遊戯王を観てきた自分にとって熱くなれる展開がたくさんありました。最高の続編映画だったと思います。