「愛は精液,体液,そして涙」このキャッチコピーに惹かれて鑑賞。
クスリとSEXに溺れる主人公がただただヤリまくる。感情的に喧嘩をして罵り合っても最後は燃え上がってすぐにSEX。
浮気をしたら激怒してSEX。
カップルらしく普通にSEX。
ニューハーフを交えて3PでSEX。
ハプニングバーで初対面の人を交えてSEX。...etc
映像表現として,懐中電灯で体内を表現しているが,あのキレイさはキューブリックを踏襲しているのかと思われた。
この作品は「愛の表現方法の1つとして」=「SEX」ということを伝えたかったのかもしれないが,
どうにもただただSEXのシーンが多すぎて単純に堕落した人間の話に思えてしまうのが残念。
キャッチコピーは大変シンプルに上手くまとまっていると評価出来る。
ただキャッチに反して,最後のオチも含めてメッセージ性がボヤけてしまっている作品。