U-NEXT視聴。
予備知識ほぼゼロ、名前と時代くらいしか知らないで臨んだけどそれはそれでヨシだったかも知れない。最後に「え」という衝撃を受けられた。これ、映画館で見てたら明るくなっても立ち上がれないところだった。
お好みの分かれるところであろうが、さらりとした描写で、そのさらりさに、かえって色々読みたくなってしまうような。取り合えず「天使よ故郷を見よ」探さなきゃ。
何も調べずに見始めたから、いきなり「あら、ジュード・ロウ出てるのか」で、丁度一昨日ファンタビ3を見たところで、時代も重なるし、何となくジュード・ロウ劇場を見たような気分に。
でも何と言うのか、コリン・ファースもニコール・キッドマンもローラ・リニーもガイ・ピアースも、「うわぁ、すっごく上手い!」なんだけど、ジュード・ロウってのは「…悪かぁないんだけど、んー??」なのだなぁと。
その、「悪かぁないんだけど」がジュード・ロウの良さなのかも知れないなぁ、などともふと。
それにしても1930年代ニューヨーク、本というのはこんな風に作られていたのかぁ、ってのが改めてしみじみであった。社会の仕組みも違えば人間関係も違う。今だったらフィッツジェラルドもウルフももうちょっとは生きられたのかも知れないけどもしかしたら世に出てなかったかも知れないから、まぁ、人生にたらればナシ…