猿山リム

ターミネーター・ソルジャーの猿山リムのレビュー・感想・評価

2.4
 ターミネーターもどき作品強化中。
 もちろん、あのターミネーター的要素は希薄です。
 まぁ原題は「FLESH WOUNDS」だしね、新鮮な傷?
 どちらかというと、別の映画に近い・・・っていうか、かなり近い。

 秘密任務の軍人さんたちが、消息不明の科学者と軍人さんを救助に行った近くにテロリストの訓練場があり、対決しているうちに謎の何かに狩られていく。
 謎の何かは、ジャケットに描かれているおっさんロボで、あらすじに書いてあるサイボーグ兵士なんだけど、本編では結構引っ張っている。
 何しているのか、何と戦っているのかさっぱりわからないので、怖くスリルもない。
 
 状況がおぼろげにはっきりしても・・・B級映画のお約束なんだけど・・・。
 何も考えない精鋭が、バカ丸出しで喧嘩したりわめいたりしながら尺を稼いでいく。
 敵も、映画の尺を気にして攻撃したりしなかったり。
 ツッコミどころ満載の、おバカ丸出しの両者なんだけど・・・この映画に、コメディ要素は無い。

 お前らバカだろ?って、突っ込みながら、映画の酷さを愉しむ方向の鑑賞法で観るには最適な一本。
 残酷描写は無くもないけど、チープ過ぎてグロさは希薄。
 そして、お色気要素も皆無・・・おっぱい無し。
猿山リム

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