スペイン・アンダルシア地方の小さな街で祭りが行われてる中、2人の少女が行方不明になり、やがて強姦、拷問された惨殺体となって発見される。そこで首都マドリードから派遣された若手刑事ペドロとベテラン刑事ファンが捜査を開始する。
捜査を進めていくと、この殺人事件の他にも、さまざまな事件が絡んでくるし、この街に潜んでいた闇の部分が見えてきたり、時代が1980年という事でスペイン内戦でのフランコ政権、もちろんこの時には崩壊はしてるんですが、そういった歴史的背景も理解してないと登場人物に対しての理解が難しかったりします。
普通こういう映画の場合、映画が進むにつれ色々な証拠が集まり犯人逮捕となると思うんだけど、この『マーシュランド』只者じゃないです。(^-^)全く逆で話が進めば進むほど謎だらけになってしまいます。
これでもかって位の伏線、監督やりやがったな!って感じです。(^-^)