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13時間 ベンガジの秘密の兵士のHSKWのレビュー・感想・評価

4.3
VODで新作にひょっこり現れたこの作品、なんのB級作だ?と思ったら、監督が我愛しのマイケル・ベイ!!
「え?こんな作品あったっけ?」マイケル・ベイウォッチャーの私でも青天の霹靂。
調べたところ、やはり日本未公開作品でした。

内容は、お得意の銃撃、爆破シーンの迫力、そして編集にカラコレ、グレーディングと画の見た目でわかるベイカラー(自作語)、ブラックジョーク満載の脚本と、マイケル・ベイ作品の全てが詰まっています。
※リアリティを上げる為か珍しくグロシーン多めです。

低予算を鑑みた、密度で魅せるシーン展開のプロダクションワークにも舌を巻きます。
お金をかけるところ、抑えるところ、メリハリが絶妙すぎる。

ストーリーは、各サイトの作品紹介にある通り、ノンフィクション書籍を基にしたリビアのアメリカ領事館襲撃事件の映像化になります。そのままです。

見た感想としては、リドリー・スコットのブラックホークダウンを、マイケル・ベイが作った!といえば、見たい人は見てくれるかなと。
ブラックホークダウンが自分の映画史で三本の指に入る私が言いますので、損はさせません。

レヴェナントに続いて、今年二番目に食い込んできました!
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